なんかやった時の記録

誰かの役に経つかはわからないけれど、私と同じ趣味の人には分かるようなブログにしたいと思います。

燃費記録と冬の燃費悪化

突然ですが、今回は車の話です。

大体アベレージで私の車はリッターあたり9.5をマークしております。(毎朝早朝の通勤下道片道10キロ弱)

しかし、昨日給油した際リッターあたり8キロになってしまいました。

ココ最近は外気温度計で早朝は氷点下でしたからね•••

私と同じくこの冬場になると、燃費が悪くなるなぁと思う人もいたりすると思います。

 

大体燃費が悪くなるのは夏のイメージですが、夏場はエアコンを使いますから、その分エンジンの出力を奪われる→いつもよりアクセル踏んじゃう→燃費が悪くなるという構図です。

また、エアコンを使用すると若干エンジンの回転数が上がるのでその分で燃費が悪くなります。

 

では冬は?

エアコンも基本窓ガラスが曇らない限りはヒーターを使うと思いますからエアコンは使わないですよね。エンジンパワー的負荷が増えるわけではないです。しかし違った意味でエンジンに負荷がかかるので燃費が悪化するわけです。

 

冬の燃費が悪くなる理由ですが。いくつかあると思います。

1.エンジンが冷えている時間が長い

冬は寒いので、エンジン始動後エンジンが冷えている時間が長いです、暖気に時間がかかるからです。

エンジンが冷えていると、燃料の気化が進みません、また燃料がピストンやシリンダーの内壁へ付着したりしますので、それを見越して燃料を増量して吹かなきゃいけなくなるわけです。

真冬の朝エンジンを5分かけっぱなしで暖気すると、缶コーヒー1本分ものガソリンを消費するとの話もあります。

 

2.吸気温度が低すぎる場合

これは、最近の直噴エンジンじゃない場合ですが、キャブ車じゃない場合インマニにインジェクターが付いていてシリンダー内に空気が入る際に燃料を圧力をかけて噴射しインマニで空気と燃料を混ぜてシリンダーに送り込むわけですが、この混ぜる際に吸気温度が低すぎると燃料と混ざり合わず結果として混ざり合わないことを見込んでまた燃料を増量して吹くのとになります。

この燃料増量は車種や年代によって様々ですが、水温だったり、吸気温度だったり、色々な情報から増量をするようにプログラムされてます。

また、この吸気温度が低すぎる場合とってもエンジンのフィーリングが悪くなります。

かったるいというか、パワーが着いてこない、車両が重くなった感覚になります。

 

 

3.エンジン回転数アップ

単純に早くエンジンを温めたいのでエンジンの回転数が上がると思われがちですが、実は排ガスの兼ね合いもあったりします。

触媒を早く温めたいんですよね。

まぁそれは良いとして、エンジンの回転数が上がるという事はその分燃料を消費するわけです。

車種によってはファーストアイドルのエンジン回転数アップは設定を変えて下げることが出来ます。

例えば、アイドルスクリューコントロールバルブがある車はネジを調整すればアイドルを下げることが出来ます。

 

ということで、冬場燃費が悪くなるのはエンジンが冷えている時が多ければ多いほど悪くなるわけです。

逆に言えば、なるべくエンジンが冷えないようにすればいいわけですから、1度エンジンをかけたらそのまま走り続ければ燃費は悪くならずに走れるわけです。

 

余談ですが•••

私の乗り方は1番最悪でして•••

早朝寒い時間にエンジンをかけて大して渋滞しない道を10キロほど走るわけです。

帰りも夜に帰るので•••朝と同じく、相当寒い時間にエンジンを始動してるわけです。

パッと見渋滞してない道を走り続けられるのはいいことかもしれませんが•••

吸気温度が全く上がりません、暖気が済んだあとも外気温とほとんど全く変わりません笑

なぜなら、実は•••私の車はターボ車なんですが、ターボ車特有のインタークーラーがバンパー左右のダクトに2つ着いている訳でして•••

過給しないで走ってる時は無駄に吸気温度を下げてくれます。

もちろん外気温よりは下がらないわけですが、それでも氷点下の早朝は•••

過給された空気は120度位に達するみたいですからインタークーラーは必要ですが、冬場の低負荷運転時には吸気温度が下がる一方なので何ともかったるいフィーリングになってしまうのが残念です。

 

冬になると?エンジンをかけたまま止めっぱなしで暖気をする人がいるのですが、今どきの車では全く無意味でガソリンを無駄にするだけなのでやめましょう。また、ダラダラとエンジンをかけっぱなしで暖気時間が長いとシリンダー内に燃えきれない燃料がカーボンとして溜まっていきます。

また、止まっていて暖気できるのはエンジンのみです。

ミッションやタイヤなんかはなんにも温まりません。

 

私が行う暖機は暖気運転です。

1.エンジンをかける。この際クラッキングがいつもと同じで軽く回るかをチェック

 

2.エンジンがかかったら警告灯の有無をチェック。シートベルトを装着。ブレーキペダルの踏みしろをチェック

 

3.上記でエンジンをかけてから数秒経っているはずなので油圧がしっかりとエンジンにかかりオイルが回っているはずですのでゆっくり走り出す。

 

4.水温計の針が動き出すまではダブルクラッチをしながらギアチェンジをしてエンジン回転数が2000rpmを超えないように走行する。また、過給はせず負圧領域でのみ走行。急のつく運転を行わない。

 

5.水温油温共に90度付近まで上がれば暖気は終了。

 

こんな感じでロータリーもレシプロはもちろんの事ディーゼルも同じように乗ってきてますがエンジン不調はありません。

暖機運転は中々気を使いますが、エンジンの事を思いやりながら乗るといいと思います。

冬の寝起きにいきなり全力疾走したら節々が痛くなるし、肉離れしたり関節をやりますよね。

車も同じわけです。

私は真夏のエンジンより、真冬のエンジンの方がそこそこに負担が高いんじゃないかなぁと思っています。

夏場はエンジンスタートから水温も油温も30度とかからスタートしますし、吸気温度も外気温と同じわけです、素早く暖気が終了し、適正なクリアランスになります。そしてどんなに暑くてもクーラントで最大エンジン温度は守られているわけです。

それに、エンジンの効率を考えるとある程度エンジンは熱い方が良いわけです。

一昔前のエンジンの水温は80度位が適温とされてましたよね、しかし今では普通に90度以上です。

これは、冷却水の循環方法が昔と違い今は加圧式になったから高い水温での運転が可能になったということもありますが。

 

逆に冬はエンジンが温まるまでクリアランスがガバガバでオイルも硬いのでメタルの当たりが厳しいですよね、燃料も多く吹く訳ですからスラッジも溜まります。

そんな状況が寒ければ寒いほど長い時間あるわけです。

ガバガバのクリアランスということはピストンから吹き抜けた生ガスが多く発生する時間が長くなるわけですから、オイルへのダメージも大きいわけです。

この吹き抜けた生ガスのブローバイガスが増えると自ずと昨今のクローズタイプのエンジンでは吸気にブローバイガスが回りやすくなりますから吸気管が汚れたり燃焼効率が下がるわけです。

また、エンジン内部が温まったあと冷える訳ですから、結露が溜まります。つまり水分です、こいつがエンジンオイルと混ざり•••エマルジョンと化してしまい、マヨネーズのようなものが付着したりするわけです。

なので冬は•••悪です。

 

私は特に夏場の吸気温度対策をしているので尚更です。なので、多少冬と夏ではセッティングを変えています。

またこの辺は別で書いてみたいと思います。

 

ということで冬の燃費と燃費の悪化の話でした。

 

最後に今回の燃費記録

前回121095km
今回121524km

429km走行

給油量53ℓ=8.09km

という結果です。