中々更新していなかったのでだいぶ私のマグナは変わり果ててしまいました。
現在の姿はこちら
実は、去年の暮れに行ったツーリング先で転びまして。
タンクに凹みを作ってしまいました。
さらにステップが曲がってしまいまして。
セパハンゆえに転んだときにハンドルがグイッと内側に入り込みタンクに思いっきりウインカースイッチが当たって凹んでしまいました。
そして私の心も凹みました。
なぜ転んだか。
結論から言うと
- フロントフォークを短くしていた
- セパハン体勢でアメリカンなのに結構車体を倒して走る癖がついていた
- 迫るコーナーが思いの外アールがキツくて咄嗟にフロントブレーキをかけてしまった
- コーナー手前に段差がありそこにステップが引っかかってしまった
言い訳ですが、先頭を走っていたのも一つ原因かもしれません。まだ私はツーリングのペースというかそういうのがわかってませんでして、先頭でちんたら走っていたらいかんかなぁと思ったのは事実です。
やはり、ベテランライダーに先を走ってもらい、そのペースについていく、もしくは似たように真似して走っていくのが良かったかもしれませんねぇ。
セパハンにして、ローフォルムになって調子に乗ってフロントフォークを短くしていましたので、だいぶ車高が低かったんですよね、そのくせセパハンになった事で前傾姿勢になり、なんとなくコーナーを攻められそうな雰囲気になってしまいアメリカンなのにコーナーで車体をバンクさせる癖がついてしまっていました。実は転ぶ前に右コーナーで右のステップを擦ってて、この仕様じゃあまりバンクさせられないなと思っていたのですが•••
そして下りでいい感じでスピードが出てた時になおかつ90度ターンくらいの左コーナーだったため手前で咄嗟にフロントブレーキをかけてしまいました。
そうなるとフロントが沈み込みますね、それと同時にコーナーの手前のあたりがみんなブレーキ踏むからかアスファルトがめくれていて段差があったんですよね。
そして、フロントが下がって左のステップが段差の凹んだ部分に入り込んでステップを軸に左回転した形になります。
結果としてはスピードがそんなに出ていなかったのでくるっとその場で回転して転んだだけでしたので私の左足が軽く負傷した程度でした。
でもそのときはこれ足首折れたなと、明日会社になんて言おうかなと絶望的でしたね。
ただ、タンクと私の心が凹んだくらいで済んだのでツーリングを再開したのでした。
でもそこから左のコーナーが怖くてねえ笑
倒す勇気がなくなりコーナーで膨らむ事があったりして、やはりバイクは危険な乗り物だなぁと痛感したりして。
さらにアメリカンにセパハンはだめだなと改めて思い知らされましたね。
腰がやばいかなぁと思ったらそこじゃない、手首や肩、首、背中と•••そっちかぁ!
寒かったのもあるけど完全に苦行でしたね。
帰って即刻ハンドルを元のバーハンドルに戻したのは言うまでもなく。
さて、凹んだままでは情けないのでパテを盛ってリペアをしようかなと思っていたのですが、中のガソリンをどうしようかなとか、そもそもこのグレートパールブルーの塗料が中々見つかりませんでして。そんなこんな時に綺麗目の純正タンクがあり、ポチって見ましたが、グレートパールブルーではないのでどうせ塗装をするのならと私の愛機TTと同じくローバーミニのサーフブルーに仕立て上げました。
これは正月の元旦。このボディーカラーでは最後の一枚です。
このカラーお気に入りだったのになぁ。
渋くてなぁ。
手に入れたのはこのタンク
剥離剤で塗装を落としていく様子
使ったのはスケルトンという剥離剤かなり強力
みるみるうちに溶けてゆく
磨いたあとですが、このままでも無垢な輝きで綺麗だなと思いました。
そして塗装
タンクだけだと違和感があるのでフロントフェンダーとサイドカバーも塗装
こんな感じで正月休みは塗装三昧になったそうな。
リアフェンダーも実はちょっとショートにしました。
しかし、リアフェンダーだけ黒は変かなぁ?と思いリアフェンダーも塗装中
なんかリアフェンダーを塗ったらちゃちくなった感じがしますね。
気のせいでしょうか。
フロントには定番のスティード400のホイールを移植
フェンダーとのクリアランスがなくなりかっこいいですね。また、若干フロントの車高が上がるので左コーナーのトラウマも少しは•••
いや、このバイクは倒して乗るバイクではないのですよ、ゆっくりとコーナーを抜けるバイクですのでね。
ちょっとタイヤが古いので近々タイヤとチューブを変えます。
タコメーターも取り付けたので回転数がわかるようになりました。
これは初めて10000回転まで回した時の記録です。
毎度の事ながら、自分のバイクをどういうスタイルに持っていこうか迷いながら進んでしまっているので中途半端感が凄いですね。
ハンドルもアップハンと言うか、ロボハンでもつけようかなぁとか思いはじめてしまっています。
だいぶ転んだツーリングで懲りたようで見たクレばかりではなく乗りやすく長距離乗っていても疲れなくて快適な方が良いなぁと思い始めています。
なんといってもツーリングの日は初めてのセパハンでのロングツーリングで300キロでした。
寒かったのもありますが、前半戦ですでに背中と肩と首が痛くてツーリングというなの苦行となっており、帰りなんかは完全に地獄でした。
まぁ転んでテンションが下がったのもあるかもしれませんが。
もう少しバイクで走るという事が車と計り知れないほど身体に負担がかかるという事を考えたツーリング計画や、乗っていて疲れないスタイルにしていかないとせっかくのツーリングが台無しになってしまうなと強く思った次第です。気軽に乗れる分安全性は車と比べるまでもないですが、運転中の緊張感や集中力も車より遥かに高い次元で必要な事、身体にかかる風との戦いや、走った事ない道ではコーナーの抜け方も判断を誤ると膨らんでしまったりしますし、バイクは難しい乗り物だなと思いましたね。
むしろ転んだことは良い意味で勉強代を払った価値があったなと思いました。
割とすんなりと乗れてしまった分あんまり深く考えてなかったというか、考えていたよりもシビアな乗り物だったのだなと。
また、バイクだけじゃなくバイクに乗っている服装やスタイルなんかもチューニングというかバイクに合うスタイルを確立していかなければならないなと思いました。
ツーリング当日は結構ツーリングしてる人が居て、中々服装やらヘルメットや靴とかも参考になるなぁと思いました。
という事で、私は今まで普通の?今時のフルフェイスを使っていたのですが、アメリカンに似合いそうなフルフェイスを見つけてきました。
どうでしょうか。
TT &Co.のトゥーカッターです。
私は世代ではないのですが、マッドマックスに劇中に登場する人物がトゥーカッターって名前でその人が劇中にかぶっていたヘルメットがベルのMOTOSTARというタイプでそれを復元したみたいなヘルメットです。
そんでヘルメットの名前がその人物名前っていう著作権とかは大丈夫なのだろうか?と思われるヘルメットです。
私もこれをかぶってKawasaki KZ1000にまたがればトゥーカッターごっこができるってことです。
バイク仲間には族ヘルやんけと言われてしまいましたが、見た目もシンプルで良く、軽くて安全性も高く私は満足です。
しかし、また黒か。
今思えばクリーム色とかでと良かったかなぁ?とか思ったりもしますが、いかんせんそこまで高くないので色に飽きたら違う色のもいいかもしれません。
と言うことで中々短期間のうちに色々と変わってしまったマグナと私でしたが、TTもまたまた色々と改良をしてましたのでそのへんもいずれ記録に残したいと思います。
TTはエアクリーナーやブローバイ問題、クランクケースの減圧率やオイルキャッチタンクの考察、クランクケースの容積やサクション部にかかる負圧についての話が主です。
最近は出張が少なくて風景の写真を撮れていなくて、この際だからバイクで風景の写真を春になったら撮りに行きたいなと模索しています。