なんかやった時の記録

誰かの役に経つかはわからないけれど、私と同じ趣味の人には分かるようなブログにしたいと思います。

シフトノブを交換する

ステアリングに関しては昨今の車は色々とスイッチだのなんだのとあるので交換する人も割合も少なくなってきていますが、シフトノブはマニュアル車なら気軽に交換できるものですね。

私も数多のシフトノブに交換してきているのですが、シンプルで飽きのこないビリヤード玉のデザインが好きで数年前に本物のビリヤード玉に穴を開けてシフトノブにしていたことがあったのですが、如何せんサイズがちょっと大きくて握った感じがあまりよろしくなかったのでたまたまジャンク品で50円で見つけたFD3Sの純正シフトノブを用いる事でなんだか意外にしっくり来て落ち着いていたのですが、取り付けてから3年、やはりデザイン的に物足りないというか、シフトノブだけ何故か遊び心かたりないなぁと、機能美を追求しすぎてる感じがして…

そこで結構前から小さめのサイズのビリヤード玉を探していまして、最近とあるルートからちょっと小さめのビリヤード玉をシフトノブにしてもらいましたので改めてビリヤード玉のシフトノブに交換することにしました。

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ナンバーはもちろん8Nにかけまして8番を選びました。

まぁほかの意味合いも有るのですが、何かと8は私にとって関わりの深いNo.なんです。

また、No.8は色も黒なんで、まぁ言うなればもう少し例えば真っ黒というよりマーブルだったり何かデザイン性があっても良かったというかまぁ、無難なんで良いのすが。

通常ビリヤード玉のサイズって57.1mmらしいんですよね。でもこの玉のサイズは51mmなんです、さらに小さいとミニビリヤード用で38mmってのがあるのですが、さすがに小さすぎるかなと思い51mmにした所、これが素晴らしく手に馴染むというかフィットするサイズで以前よりストローク長が短くなってしまって重さも軽くなったのですがやたらとしっくり来るようになりました。

 

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今まで使っていたFDのシフトノブは結構重くて、形が縦長というか球体ではなかったので今回全く別のようなフィーリングになったのですが、それはそれで良かったというか、長年棒状のシフトノブを愛用していたのですが、思えば昔FDで最終的にお気に入りで使っていたシフトノブはRE雨宮のクイッカーの丸いシフトノブだったなと今更ながら思い出しました。

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その前はアールマジックのアルミのヘヴィーシフトノブを使っていたのですが、如何せんアルミは夏暑く、冬冷たくて…

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雨宮クイッカーは今回の51mmのビリヤード玉と似たようなサイズなんじゃないかなと思います。

無性に懐かしさを感じる握り具合でしたので。

 

因みに今思い返すと結構シフトノブは交換していますね。

純正がこれです、今思うとストロークが長いですね。

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シフトノブのシャフトをカットして短くしたのがこちら 純正のノブは軽すぎてちょっとシフトしにくかったです。

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その後棒シリーズが続きます

転がってたシフトノブ、頂点がとんがっていて痛いので辞めました。

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ピストン型のシフトノブ

思いのほかデカい、角が垂直なので思いのほか手のひらが痛かった
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FD純正

これはとても重さ、サイズ感、大きさがベストマッチでしたね。でも見た目がちょっとつまらないです。

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最後のが本物のビリヤード玉のシフトノブです。

この時結構シフトノブ長が長く、ビリヤード玉の重さもありシフトを入れるとブルンっとした感じになってましたね。

玉が掴むには大きいということもあり、玉を手のひらで押し込むような形でシフトしてました。

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因みにサイズ感の違いを写真に収めました

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結構違いがありますね。

純正シフトノブとの比較です。

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若干純正シフトノブの方が小さめです、純正は50ミリなのかもしれません。

ただ、純正はやたらと軽いんですよね。ですから、ショートストロークと相性が悪いというか。

番外編として

デリンジャーを使ったシフトノブです。

完全にネタですね。

ガングリップを掴んでシフトできるかと思ったら結構上から掴む感じになってやりにくかったですね。

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結構シフトノブとステアリングとシートとペダルって言うのは、自分好みにするだけでドライブフィールが変わってくるので交換するのはオススメです。

特にシフトノブとかステアリングは普段触っているので飽きてきたら交換とか、してみるのもいいかと思います。

そして、シフトノブの長さや形状重さも影響はかなりあり、単純に短ければ短いほど良いわけではなく、短すぎるとシフトチェンジの動きのモーメントの殆どを自分の力だけでいれなくてはならなくて長ければ長いほどシフトノブの頂点にある質量が動いたらその重量移動のモーメントに任せられるようになるわけです。

要するに、短いと頂点から頂点までの移動は短い代わりにその点から点まで力を自分でかけ続けなければならない。

長いと頂点から頂点までが長いけれど、その点を少しでも動かしてしまうとその質量移動慣性により軽い力で移動出来てしまうということです。

そして、シフトノブの重さがまたその質量移動の慣性の力に関わってきます。

軽いシフトノブは殆ど自分の力でギアをぶち込む形になるけれど、その力のかけ具合が一定です。

重いシフトノブは初動こそ力がいるものの1度動くとその質量移動の慣性により力のかけ具合が後半になるほど緩くなります。

仮にシフトノブの長さが同じだとして軽いシフトノブはしっかりと握ってギアを入れないといけないわけですが、重いシフトノブは手首のスナップだけ、もしくは最初にシフトノブを手のひらで押したら最後の方は指先程の力でもギアが入ります。

ですから、シフトノブのフィーリングというのは単純にこれが良いこれが悪いはなく、自分の好みがかなり別れる問題だと思っています。

例えばあの人のS2000が、ショートストロークでチタン製のシフトノブを使うのだから私も…ではなく、もしかしたら、私のS2000でもインプレッサのように割と長めのシフトノブを用いる方が私自身のドライブフィールに合うかも、ということがあるわけです。

その逆も然りです。

そして、重さや形状も好みの問題なので色々な長さ、重さ、形状のものを試してみるといいかもしれませんね。

もちろん、私みたいにインテリア的にという観点からでもいいかもしれません。

普段触るところだからこそ少しこだわりたいところですね。