なんかやった時の記録

誰かの役に経つかはわからないけれど、私と同じ趣味の人には分かるようなブログにしたいと思います。

助手席ドアロックアクチュエーター交換

最近、助手席がロックを解除したのにも関わらず開かない事があり結構焦ります。

ベンチシートの車なら片側から乗れるのでまだ良いですが、MTのクーペです。

運転席助手席の間にコンソールがあるわけですから無理ですね。

 

ということで、ユニットごと交換することにしました。

またまた面倒なことにこのユニットも数多の種類がありまして…

AUDI TT 2000年モデルのAPXのパーツナンバーは

8N2837015B

です、ただ、私的には下2桁くらいはどうでもいいのではないか?

というのが私の中にありまして、なぜなら大概後になればなるほど下2桁または、3桁の数は改良によって変わっていくものでして、初っ端の8N2837まで合っていればおそらく、その後の数字は大丈夫じゃないかなぁ?というところで、私はf:id:MintVanilla:20220430211322j:image

8N2837016B というものにしました、どうやらこちらは1.8T のFFのマニュアル車からのものらしいです。年式は2005年、ですから、最終の方ですね、走行距離7万キロ代です。

多分大丈夫かなぁ?というところで、ポチッと。

因みに余談ですが、なんとポルシェの911タイプ996シリーズと、ボクスタータイプ986も同じです。さすが、時期ポルシェとしてこのTT8Nをだそうかなぁと考えていただけのことはありますね。面白いのは、ポルシェのパーツナンバーも8Nから始まり全く同じものなんですよね。

つまり、8N優先だったということです。

なお、同時期のA3やゴルフ4やビートル、パサート、ボーラ等のものと同じかな?と思ったのですが、端子の数が6本なんですよね。8Nに合うのは9本なんです。

しかし、もしかすると?

TTMk2である8J ゴルフ5.ジェッタMk3 等のTT8Nの次世代型のドアロックアクチュエーターは9本なので見た目が同じですしもしかしたら互換性があるかも…?

いや、これは単純に憶測なので確証はありません。

しかし、このパーツナンバー困ったことがありました。

同じ8N2837015でも運転席側の物があるようです。

つまり、、同じパーツナンバーで本来は8Nの次に1と来るものが左のドアというか、車ないから見て左側のドアで、2から始まるのが右側のドアの予定ですが、ここに来て2から始まるのに左側のドア用のものが出回っているようです、注意が必要です、つまり、形状から判断するしかないわけです。

そこで、決め手となるポイントですが、

大概写真ではこの角度の写真が出てます

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この時、青丸でしたカプラーの着くソケットの向きが右側にあるのが車内から見て右側のドアのもので、逆に左向きにあるものが左のドア用になりますので、よく形状を確認してください。

一応、パーツリスト表では

8N1837015が車内から見て左側のドア用

8N2837015が車内から見て右側のドアようになってます。

この表通りです。

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とりあえず、取り付けに入りますが、この作業私は二度とやりたくないなと思いました。

なぜなら内張りと窓の隙間を埋めるパーツの接着剤が、経年劣化によりベタベタと…

さらに、分離しやがって…窓に付着するし…さらに言えば…

いやもう良いです。とにかく元に戻すのに苦労しました。

いや、実際は単純に取り外せて単純に取り付けられるのです、なぜならボルト1本取り外せばあとは内張りを上にスライドさせれば外れるので。

そこから内側のドアノブに繋がるワイヤーを外せば大方内張りは分離でて作業できます。

しかし、またここでこの作業にはまたマニアックな工具が必要になるのでした。

それは、トリプルスクウェアの8mmです。

またぁ、こういうマニアックで他に使い所のない工具が必要になるとは。

でもAPに390円で売ってますので苦労はしませんが。

 

まず、取手の下についてる丸いアルミ製のキャップを反時計回りに回すと取れます、中にあるネジを外します。トルクスレンチのT30だと思われます。

あとは、内張り全体を掴んで上に引き上げると内張りが外れます。

スピーカーやその他の配線を気にしながら上手いことよっこしておいて下さい

あとは、インナー側のドアノブに繋がってるワイヤーを外して、黒いプラスチックのカバーを取り外しドアにあるユニットを先程のマニアックな工具トリプルスクウェアの8mmでドアから外せばいけます。

その際、アウター側のドアノブから出てるワイヤーとキーシャフトを外すのですが知恵の輪のようにやれば大丈夫です。

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因みに、元々着いていたものには特にパーツナンバーのシールはなかったものの

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薄らですが、837016と見えますね、もしかしたら1度交換していたのかも分かりません。

あとは強いていえば金属の部分が金色というか銅色だったですね。

もしかすると、この辺り選ぶ時に銅色の物よりシルバーの物の方がいいのかも分かりません。

なお、このユニットの取り外し取り付けは誰かのみんカラでも見ていただければと思います。

取り付け交換後は開かない事はなくなりしっかりと開くようになりました。

これで一安心です。

しかし、冒頭でも申しましたが、私はこの作業はしたくないなぁと思っています、なぜならユニットを取り付けて内張りを取り付けて安心した所、窓ガラスとの隙間のパーツを取り付け忘れたり、インナー側のドアノブにワイヤーを取り付け忘れたりして計3回も取り外し取り付けを行う羽目になり、挙句の果てに窓ガラスに接着剤らしきものが付着し…パーツクリーナーでガンガン拭き取る羽目になり…

皆さんも、ご注意ください。

経年劣化したドアの内張りは爪を折るようなことは無いけれど接着剤としての機能を全うしきった何か脂分みたいなものが色々なものに付着してそれを拭き取る事が大変な事になる可能性が大です。

そしてまた、この内張りとドアを止めるゴム製のパーツを取り付けるわけになるのですがそのパーツがハマらない…

何故内張りを単体にしないのか意味がわかりませんが、まぁこの当たり本来は接着剤にてちゃんと分離しないように止まっていたのだろうなと思われます。

 

とまぁなんというかやはり、内張り系は嫌だなぁと言うところですね、エンジンルームをいじる方が何とかなるから気が楽です。

 

しかし、実はこれを近々運転席側もやらなきゃならないのですよ…

運転席側は開かないことはないのですが、ドアロックが解除されたことを認識してくれなくてドアを開けてもロック解除後にドアを開けていないと判断して勝手にロックされてしまうので…しくじるとインロックされてしまう羽目に。

なので、これはロックの有無を認識するセンサーを交換しなきゃならない訳でして、そうなると結局ドアの内張りをまたら開ける羽目になるのですよね…

こうなったら次回は窓に取りつける接着剤の死骸のついてるパーツの接着剤を全部取りきって新しく接着剤で固定してから取り付けてやろうかなと思います。

 

追記

なんとも残念なお知らせ

アクチュエーターを交換したことでドアロック解除に関しては問題なくなったものの、交換したユニットのドアロックセンサーが壊れているようでロックを解除した後、ドアを開けたか否かを判断できなくなっていてドアロック解除後にドアを開けても数秒後に勝手にロックがかかるようになってしまいました。

これは、運転席側の症状と同じです。

まぁこんなこともあろうかと予めロックセンサーのみ両サイドの物を発注していましたので今度交換しようと思います。

今回取り付けたユニットは右ハンドル車からのものらしいですから必然と運転席の方が開け閉めしますから壊れて当然ですね。