なんかやった時の記録

誰かの役に経つかはわからないけれど、私と同じ趣味の人には分かるようなブログにしたいと思います。

念願の8年越しのトータルアライメント

やっとこさ準備が整いました。
タイヤも新品にできましまし、リアにコントロールアームを4本取り付けられたので晴れてアライメントをしっかりと取れる車両になったわけです。
如何せん外車のアライメントをやってくれるお店は少なく、あっても何故かお高いので困ってましたが、外車国産隔たりなくやってくれる所を見つけましたよ。
その名は…
タイヤ市場花園店

ここは良心的ですね、軽自動車か、その他かという区切りしかありません。
そして、店舗が多いです、そして、何より予約が結構埋まっているのでそれなりにお客さんが利用しているという点で安心でしょう。
一応予約の際にメーカーと車名と年式と、ローダウンや車高調の有無等のチェック項目があるので、しっかりとしていそうですね。

また、後々わかりましたが、私のTTの調整し幅というか出荷時のデータを持っていましたね。

さすがです。


さて、ここでまず、アライメントをする前の現在の乗り味ですが、私がリアのコントロールアームを取り付ける前は高速でも一切のブレもなく〇20キロで走っていても全くもって怖いと感じることは無いほどでした。
しかし、コントロールアームを交換したところ、100キロ前後でもハンドルに微量のブレが発生していることに気が付きます、またその挙動がとてもピーキーでした。特に旋回の時はちょっとステアリングを動かそうものならキュッと動くので最初は反応が良くなったぁと喜んだのですが、これが非常に疲れる事に気が付きました。
なんせ車線変更ごときでも描いたコースより手前に入ってしまうからです。
その代わりとっさに現れる障害物なんかを避けるにはいいかもしれませんが。
さすがに高速で暴れまくってと言うほどのブレでは無いのですが、ステアリングに振動が来るということはバランスがどこか悪いわけです。
単にホイールバランスが崩れたのかな?程度に思っていましたが、リアタイヤに目をやると後ろから見て右のタイヤの内側がキャンバーを起こしたのにも関わらずかなーり削れているのでこれはトーアウトになってるんだなと思いました。
キャンバーはパッと見わかるというか、糸でも垂らせばどの程度か左右で合わせられますが、トー角というのはそう簡単に行くもんだいではありません。
そして何よりこのトー角が1番狂ってると問題になる所ですので、今回はその辺をしっかりと正しく修正してもらおうと思っています。


仕様はこの車両の基準ですね。修正前が左手で右手が修正後
上がフロントで下がリアです。
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フロントリアともトーアウトだったんですね…
特に左のリアですね、要は右後ろのタイヤなんか-8.5mmもトーアウトですよ
こりゃタイヤ減るわな

今回キャンバーはタイヤがフェンダーに当たらない所でできる限り起こして限りなく0キャンバーにしてもらい、トー角はもちろん0に限りなくして欲しいとの要望を伝えました、片側をまず、キャンバーを0度トー0度にしてもらって、どうですか?って相談してきてくれたので、見てみるとキャンバーは限りなく0が良かったのですが、タイヤ幅が広くなって引っ張り具合が無くなったので多分普通にフェンダーに干渉すると思います。それを加味して調整前と変わらない程度の1度のキャンバーに変えてもらいました。
リアも最初に0度のキャンバーにしたらどう見てもフェンダーに当たるので1度つけてもらいました。
が…しかし、まんまとリアは当たってましたので
単純にスペーサーを抜いてやればタイヤが引っ込むのでそれで当たらなくはできるのですが、ちょっとインに入ってみたくれはしょぼくなりますね。
今までリア20、フロント25でしたが、
リア15.フロント20に合わせました。引っ込みすぎかなぁと思いましたが、タイヤの偏平率が上がったのと太くなったので、そんなに内側に引っ込んでいる感じがしません。
むしろいい感じだなと思いました。
こんなことなら最初からスペーサーを調整してキャンバーも0度にすれば良かったじゃんってのはまぁ後の祭りなので仕方が無いのですが…

このTTってフェンダーと言うよりはリアバンパーの付け根が爪折りになっていなくてリアバンパーに当たってしまっているんですよね。私はてっきりフェンダーを上から見た時にタイヤと平行になるのかな?と思っていたのですが、そうではなく、トーが0度の時フェンダーを上から見てタイヤがフェンダーの形状に対して並行ではなく、ちょっと内側にトーが入っているような形になってるんですね、そうなると、BUMPした時にタイヤの動きがフェンダーに対して平行に内側にはいるわけじゃなく、トーインしながら内側にはいるので、どうしてもリアバンパー側がタイヤに当たるということになります。
そうすると、リアバンパーを内側から押し上げてしまってバンパーが外れるというか。

私はこれをトーインしてるんだなと勘違いしてフェンダーに対して平行にタイヤを調整したところ、激しいほどのトーアウトになってしまったわけです。

なので、もしかしたらリアバンパーとフェンダーの付け根の所を爪折りというか、爪を無くせば当たらなくなるかもしれません。
まぁ、ただ今スペーサーを5mm抜いてみても見た目も悪くないし、いい感じになって多分今のところギリギリ交わしているっぽいので大丈夫かなぁ?というところです。

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↑因みにこれが調整前のリアのトー具合をフェンダーの上から眺めたところ

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↑これが調整後のトー具合をフェンダーの上から眺めたところ

だいぶフェンダーと合わせてみるとトーが0度の時フェンダー上から見るとトーインしてるように見えるのです。

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↑因みにコントロールアームを取り付けずに車高を下げた時のトーイン具合をフェンダーの上から眺めたところ

ですから、思っていたよりもトーインしていなかったのかも?しれませんね。

 


因みに、アライメントは細かくいえばこのキャンバーだトー角だのというメジャーな部類の他にもキャスター角だのキングピン角だのスラスト角だのセットバック角なんて言うのもあるようですが、だいたい一般的なアライメントをするといえばキャンバー角とトー角の調整と言えると思います。
さて、乗り心地ですが…
毎回こういうのって思うんですが、なぜもっと早くにやらなかったのか。
16500円ですから、けして安いもんじゃないのですが、これはオススメですね。
整体に行く人がいると思いますが、車の整体だと思えばいいわけで、結局足回りのジオメトリが狂っていると他も狂ってくると思います。
身体も同じで例えば骨格が曲がっていて何となく肩が右下がりだとかだと、走ったり歩いたりする時にバランスが悪いから必ずどこかで左右のバランスを取ろうとするわけです、右肩が下がっている場合首が逆に左に曲がっていたりするわけですから。車にも同じようなことが起こる気がしてなりません。
という事でアライメントは定期的にやった方がいい!
ということです。

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若干ケツ下がりなのがきになりますね、リアは指半分、フロントは指1本入ります。
ただ、パッと見は同じ車高に見えるのでいっかなと、せっかくアライメントやったのにまた車高を上げるとトーがアウト、キャンバーが立ってしまいますので。

なので…致し方なく、いやせっかくセッティングしてくれた物に合わせるのが筋でしょう。変に変えたくありませんから。
私は思うのですが、キャンバー0度ってのは、確かに理想ではあります、しかしそれは停車している時ですね、実際に走り出してしまうと足回りは色々な動きをします、左右にコーナーリングする時はキャンバーが少しあった方がタイヤの面はしっかりと路面に当たります。なので、ひたすら真っ直ぐ走るので無ければ、ほんの少しだけキャンバーがかかっている方がいいのかも分かりません。

最後に、今回のアライメントをしてくれたタイヤ市場花園店ですが、とてもいいお店でしたので今度もまた利用しようと思います。
私は作業をあまりお店にやってもらうことってのはない方なんですか、このお店はとてもしっかりとしてるお店だなと思ったのは、作業が細かいですね、タイヤ交換した際、ハブとホイールの取り付け部分の汚れをしっかりとリューターで落としてましたね、ホイールの表面だけじゃなく、スポークの間も拭きあげていたのにはビックリしました。
タイヤ交換という交換作業だけじゃなく、それに付随する事も面倒を見てくれるお店なんだなと思いました。
また、作業がとても正確かつ迅速でしたね、見ていてとても安心できるというかプロだなと思いました。
こういうショップにならお任せしてもきっと雑に行わないんだろうなと思いました。