タイトルだけ見るとなんだ?
と思うかと思いますが、クランクケース内圧用に購入したSMC社の圧力計です。
オイルキャッチタンクでも何かとお世話になっているSMC社ですが、型落ちしていて安かったので購入しました。
1000円です。
如何せん古いので取説がありません。
何とか探し出したのは英語のでした。
何とかそれでいじっていきます。
スペックです。
私のはZSEのほうですね、ISEは負圧のみの、計測です。さらにメガパスカルってのは車には使えないですね笑
これを選んだのは電源がDCなんですよ、ACではなくて。
だから車のバッテリーから普通に使えるのでこりゃいいなと。
これが簡易的な設定マニュアルです。
真ん中のボタンを長押しすると設定モードに入るみたいですね。
最初の項目は液晶の色です。
写真では緑の照明ですが、赤にも出来ます。
さらに、設定した値のセンサーOUTのスイッチオンオフでそれぞれ色を変えられるようで
ONで緑、OFFで赤や、ONで赤、OFFで緑
はたまたONOFF緑 ONOFF赤も出来ます。
このスイッチのオンオフがイマイチわからんのですが、ヒステリシスって機能とウィンドウコンパレータってのが出来る用で?
ちょっと何言ってんのか分からないんですがとりあえずヒステリシスで使ってますが、たぶん、ある設定の圧力を超えたら何かのスイッチをONにする、逆にOFFにする、ってことなんだと思います。また、設定の範囲内にある時はスイッチONまたはOFFで範囲を超えたらONOFFをするってことなんだろうな?勝手な解釈をしてますが、なんにせよ私はリニアな数値が見れればなんでもいいので特になんの設定もしてません。今度ウィンドウコンパレーターってのにもしてみようと思います。
その次の表示タイプ?の設定は分からないのでパス
表示レスポンスを最大にセットしました、2.5.20.160.640.1280とありますが、多分単位がmsなんで1280msで1秒ちょいのサンプリングタイムだと思われます。
そうなると、640以下なら1秒以内ずつサンプリングしてくれますが、どうせなら1番早い方が助かるので2.5にしました。0.0025秒です。
つまり、リアルタイムです。
オートプリセットセッティング
これもスルーです。
これがその前項のプリセットの設定だと思われます。
スルーしました
モニターキャリブレーションとロックはスルーで
最後ですが、セットした時-0.4とでてたので上ボタンと下ボタンを両方同時に押してゼロリセットしておきました。
こんな感じでセットしました。
結構位置は悩んだのですが。
配線しやすい所に落ち着いたというのが本音です。
埋め込んだり出来れば良かったのかもしれませんが、そんな元気はないし、近頃純正の内装に穴や傷を付けないようにしてます。
昔の私なら間違いなく穴開けてましたね笑
そんなこんなで数値をみてみますと、kPaですので-22.8kPa減圧されています。
最大で-26.0kPa減圧されてる時がありました。
たぶん、オイルの粘度がまだ緩くなってない頃のようで完全暖気後は-18kPa〜-22kPa辺りで維持しています。
私が今まで使っていたHKSの連成計は針のズレとイルミがつかないのと、フルスケールなので見ずらいのがあって、正直私からすると動きの方向性を見やすいアナログメーターよりも今回の実際の数値がわかりやすいデジタルの方が視認性がいいなと思ったのです。
結局のところ、クランクケースが普段通りの負圧がかかっているのか、正圧になってしまってないか、その確認なので動きの方向性はどうでもいいのです。
実際今回走ってみてわかったのは過給している時クランクケースが僅かに正圧になっていました。
その数値最大0.10kPaです。
微々たるものかもしれませんがそれでも正圧になっていることは確かです、ほとんど大気圧ですが。
そこで、過給している時も少しでも負圧になるように、たとえ-0.10kPaでも負圧になっていてくれればクランクケースのガスは少なくともスムーズに排出されているわけです。
という事でまた課題が増えてしまったので近々またクランクケース減圧シリーズの見直しをしたいと思います。