お盆も最終日になり、いよいよやることをやらないといけないなぁと思い重い腰を上げて色々とやることにしました。
今回行う作業は
オイル交換
オイルレベルセンサー交換
外気温度センサー交換
油圧計の取り付け
です。
オイル交換ですが、本当はもっと早くやりたかった。
しかし、オイルレベルセンサーも交換しなくてはならなかったこと、そして、油圧計も付けなくてはならないのでサンドイッチブロックを取り付ける関係で全部のパーツが揃うまで待ってました。
ギリギリお盆中にパーツが全部揃ったので暑くなる前の朝からやることにしました。
作業をしてると中々写真が取れませんね。
オイルを抜いて、オイルレベルセンサーを交換します。
右が新しいもの、左が今まで使っていたものです。微妙に見た目が違いますね。
因みに、この今まで使っていたオイルレベルセンサーは実は1度交換しています。2017年の8月です。
約5年で死亡ですか。今回もチャイナですが、チャイナで5年持てばいいほうじゃないでしょうか。
急にメーターの液晶に外気温度が出なくなったので外気温度センサーが壊れていた?と思ったので交換したのですが
センサーじゃないようで治ってませんでした。
センサーじゃなくて何か他の問題のようです。
特に外気温はあんまり気にならないので治らないならもう諦めます。
油圧計を取り付けるのでサンドイッチブロックを取り付けます。
TT8Nはオイルクーラーが水冷式なので、オイルフィルターのブラケットとフィルターの間に入ってます。
まず、サンドイッチブロックを取り付けるにあたり、オイルクーラーを止めている六角ナットを取り外します。(取らなくても付けられるサンドイッチブロックもあるらしいです。私のはブリッツの物ですが、取らないとダメでした。)
27mmです。
このナットを外すだけのために専用で27ミリのソケットレンチを買ってきました。
メガネじゃこのサイズだとだいぶ持ち手も長いのでこんな狭いところに入りませんし、モンキーレンチじゃ舐めちゃいますので。
一応ネジの緩み止めを塗ってからサンドイッチブロックを取り付けました。
いちいちオイルフィルターを交換するのにサンドイッチブロックも緩くなるんじゃ困るので緩まないようにです。
オートメーターの油圧計は機械式なのでナイロンチューブが通っているのがわかるかと思います。
車内までオイルが回ってくるということでちょっとどうかなぁ、と思いましたが、案外大丈夫なようです。
こんな感じにしました。
エアコンの吹き出しにはブースト計とタコメーターが入っています。
その下に左から電圧計、油温計、そして今回取り付けた油圧計です。
その下にちょこんと見えるのはクランクケースの圧力計です。
今回のオイルはValvoline VR1です。
最近値上がってきてますね、ついこの間まで670円とかで買えたのに今回は税込1000円弱になってました。
- このオイルを選ぶ理由は
- 鉱物油であること
- 安いこと←最近怪しい高くなってきてますね。その場にあったモービル1を買おうか迷いました。
- 粘度が高いこと
主にこんなもんですが、この規格のエンジンオイルは実は環境に悪いとされている亜鉛やリン、硫黄などの成分が減らされていません。
昨今の低粘度オイル0w20等のオイルはどんどん亜鉛、リン、硫黄等が環境のために減らされています。(触媒を痛めるらしいです)もちろん、これ以外でも環境に悪い成分は置き換えられたりしてます。
しかし、この亜鉛、リン、硫黄は潤滑剤として結構重要なものだったりします。
車の現在のあり方として環境性能を1番重視していますので、規格が上がるにつれて環境性能力は格段に上がっていると思いますが、純粋にエンジンに対しての保護能力はどうかな?というところではあります。
その点、この辺りのオイルの粘度を有する鉱物油のオイルはそこまで厳しい環境性能を有するような縛りがないので現在の柔らかいエンジンオイルと比べると環境に悪いかもだけど潤滑力の高い成分が多くなっているようです。
というか、こんな鉱物油の硬いオイルを使う車は古い規格のエンジンを載せている車ですから、当時の潤滑力を有してないとこまっちゃうんでしょうね。
また、エンジンの規格が全化学合成油に対応してないこともあります。
私がいつしか入れた全化学合成油と言われるCastrol EDGE シリーズの10w50のRSを入れた際、オイルパンから滲んできてしまいました。
それから全化学合成油にはしないようにしています。
さらに、Castrolは結構環境性能に力を入れているようで亜鉛、リン、硫黄の含有量がほかのオイルに比べて低いとの噂を聞いたことがあります。もちろん、その代わりに環境に良い潤滑剤を入れているに違いないので潤滑性能が低いかと言えばそういうことは無いでしょう。
が、私個人の印象だと賞味期限が短いイメージです。
その点モービルは良かったですね。
長年私は今はなくなってしまったのですが、モービルのhigh mileageの5w40を好んで入れていました。
これは部分合成油なんですが、コスパもよく感触もよく、オイルパンから漏れることはありませんでしたね。
でも惜しくも販売しなくなってしまったようです。
因みに私が今まで使ってきたオイルで1番良かったのは鉱物油のオメガのオイルです。
あれは、最高でしたね。
べらぼうに高いんですけどね。
感触的にはビー玉を入れた風船を膨らまして風船の中のビー玉を回してるような感覚ですね。
分厚い何かを感じながらもなめらかに回る感じと言いますか。
因みに、全化学合成油だと、ワイドレンジなオイルが作れます、5w50とか45も幅があるエンジンオイルを作れるのはポリマーという化学の力です。
でもこのポリマーで粘度の幅を上げているオイルは燃えた時煤が出やすいとか何とかあんまり入ってない方が良いみたいです。
鉱物油だとどうしてもベースオイルの粘度に頼らざるおえないので上側が50だと下もその分上がってしまいます。
20wだとマイナス10度くらいまでなら大丈夫な粘度の様です。
私の住んでいるところは真冬でも氷点下にはならないので大丈夫そうです。
因みにTT8Nは同じ1.8Tエンジンなのにエンジンの圧縮比がグレード等により違います。
FFは9.5、Quattroは8.9です。最強グレードのQuattro sportsは9.0です。
FFは03タービンで過給圧0.8kPa位
QuattroとQuattro sportsは04タービンで過給圧1.0kPa位
FFに比べてQuattroは圧縮比が低いので一昔前のターボ車までとは言いませんが、ちょっと分厚いオイルを入れてもいいかなぁと思い20w50をチョイス、本当はなぁ、5w50とかがあればいいんですが。
オイルは色々とあるので何がいいのか分かりませんね。
次回は違うオイルにしてみようかなぁとも思います。
今回はサンドイッチブロックを取り付ける際にオイルフィルターを取り外してしまったので、せっかくなので中のオイルは排出してやりました。
オイルフィルターは交換してないけど、中のオイルは排出したので、フィルターを交換しないよりは綺麗なエンジンオイルを回すことができるのではないかと思います。
4本全部入れてやったらちょうどレベルゲージの真ん中にあったので4本だけで済ませました。
しかし、やはりちょっと硬すぎたかな笑
古い空冷エンジンとかなら去ることながら水冷エンジンにはさすがに硬いか。
若干のかったるさを感じるのですよね、エンジンの回転がなめらかというよりは力強いのですが、少しかったるい感じがして。
因みに前回は冬前に交換したのが5w40のCastrol ウルトラクリーンにこのValvoline VR1をぶち込んでますね。
やはり、粘度的には5w40辺りがいいのかもしれません。
因みにアイドリング時の油圧です、油温が113度とかになってますが、この数値は合ってるのかな?笑
30PSIはkPaにすると2.1kPaになります。
まぁアイドルでこのくらいあれば大丈夫でしょう。
私のエンジンはクランクケース内圧を減圧しているので、もしかしたら若干のマイナス補正がかかっているかも知れません。
だいたいクランクケース内は-100mmhgなので、kPaにすると-1.3kPaです。なので、もしかすると実際はアイドリング時で3.0kPa位かかってるかも分かりません。
でもそんなことないかな
今のところ漏れもなく正常に機能しているようなので良かったです。
機械式なのでレスポンスはあまりよくありませんね、でもこんなもんはアイドルでちゃんと油圧がかかってるか、回して油圧がどの程度かかってるか、新油から現在までどのくらい油圧が落ちたかを見る位なのでそれでよろしいです。
油温計もオートメーターで揃えたくなりました。
如何せんオートゲージのメーターのライトが明るすぎて。
さて、次は何やろうかな。