思えば車高調を入れた7年前からアライメントをやろうと思ってはいました。
なぜなら、フロントはそうでもありませんが、リアがパッと見て分かるほどのネガティブキャンバーとトーインになってしまったからです。
しかし、リアのアライメント調整は純正状態では微量にしか調整ができず、しっかりと調整をするのであれば社外のコントロールアームなるものを取り付けなくてはならないということで…
そこから長きに渡り生産終了品で絶版品のコントロールアーム探しをすることになりました。
しかし、絶版故に中々見つからないというか、売ってるは売ってるものの、足回りの物に関しては、ちゃんとしたものをというのがありましたので、いわゆる無名メーカーや、アリ等で売られているチャイナもんはやめておくことにしたわけです。
そんなこんなで探しつつも街中を走るというか、写真とかで見るTT8Nは大概リアがネガキャンでトーインしてるであろう写真ばかりで、みんなこんなもんかと半ば諦めている時に見つけたイシカワエンジニアリングのコントロールアームを手に入れました。
4本交換しないとおそらくダメなんだろうなぁと思っていたところ(実際後々4本交換することになります)
TT8Nのリアのコントロールアームは上下に2本ありますが、手っ取り早く交換しやすい下側を左右交換したところ、パッと見キャンバーが起きて尚且つトーがインじゃなくなりました(このトーがインじゃなくなったってのがのちのちハマる所で逆にトーアウトになってたんですねぇ)
で、そのまま走っていたところ、リアの右側のタイヤの内側がやたらと減ってるという事に…
そこで、やはりアライメントをしっかりとプロにやってもらう必要があるなぁと思いそれならばという事でこの間残りの2本も交換して4本コントロールアームが入ったので、念願の?
万を期してアライメント調整ができるようになったわけです。
がしかし、その前にやらねばならないことがありますね。
タイヤが片減りした状態でアライメントをしてもその片減りに合わせたアライメントになってしまうのでタイヤを新品にしなくてはなりません。
厳密にはタイヤが変に摩耗してなければ良いわけですが、如何せんありえないくらいの片側の片減りなので交換です。
そもそも、今履いてる225/35/-19ですが、その前に履いていた245/35でちょっと太すぎるというか、ボリューム感的には良かったもののリアがバンプした時にフェンダーに当たったため225/35にしたわけですが、ちょっとあまりにもタイヤの扁平が低すぎて足元が頼りなく感じてしまうので中間を取って今回は235/35にしてみました。
しかし流石に所帯持ちで少ない小遣いでやり取りをしてますので、いわゆる良いタイヤは買えないので、安いけど良いとの評価のタイヤを選ぶわけなんですが、その中でも単純にトレッドパターンがかっこいいやつを選んでしまいまして。
その名も…
ファイナリスト595EVO!!
ファイナリスト…その響き厨二感が出ていますが…
このタイヤはですね、後々調べてみるとフェデラルがプロデュースしてるタイヤみたいで、フェデラルにも595EVOってのがありまして、そのOEM的な?感じのようです。
サイドウォールのファイヤーパターンみたいなのが煉獄さんを彷彿とする…恐らくタイヤとしての責務を最後まで全うしてくれることでしょう。
トレッドパターンが良いですね。フェデラルと言えば、アジアンタイヤの中ではそこそこに有名ですよね、一応トレッドウェアは240という事でグリップ寄りのタイヤらしいです。
っとさらっとトレッドウェアとか使いましたけど私はなんの事だかさっぱり知りませんでした。
普通に235なのに240mmの幅ってこと?
って思ってたらどうやらグリップ性能の数値?らしいですね、40〜460の間であるらしいです、要はタイヤの磨耗性との事です。だいたい340位になるようですね。
摩耗するタイヤはそれだけ柔らかいのでタイヤが路面にくい込んでグリップするということなんでしょうかね?
ですから、240と言うと真ん中くらいですね。
因みに…ミネルバは340との事です…
因みにこのトレッドウェアの値は100を基準にしているようです、つまり、ファイナリスト595は100の2倍持ちがよく、ミネルバは100の3倍持ちがいいと言うことです…
しかし、あながち私の240という数字の考えは違う意味で当たっていたらしく、このフェデラル系のタイヤはほかのタイヤよりむっちり感が出るタイヤみたいなんですよね、だいたいワンサイズ幅広のタイヤと同じくらいになるようなので…
235なら245と同じくらいの幅になるということです。
ということは…もう注文しちゃったけど前回と同じ現象になってしまうのでは…?と頭に過りました。
しかし、今回はアライメントをしっかりと取り、トーインは真っ直ぐにするし、キャンバーもそのタイヤに合わせて行ってもらうので、おそらく、大丈夫だと思います。また、245はタイヤの外周が純正値よりだいぶ大きくなるのでそのせいでバンプ時にインナーに当たり、そのインナーがリアバンパーを外側に押してしまうという症状になっていたんだと思います。
そうじゃなきゃインナーにタイヤのトレッドの後がついたりしませんからね。
見たくれ的には245/35がスパルタンで好きですが…
225/35もスタイリッシュな気もします、今回はその中間として235/35です。
最初は225/40にしようかと思ったのですが、そうすると単純にタイヤの外径が265/35と同じくらいの外形になってしまいます。
このAUDI TT8Nの純正タイヤは、225/45/17なんですよね。
そこでこの表を見つけてきました。
225/45-17を基本にそれぞれのタイヤサイズによるタイヤ外径の表です。
〇は基準値から大きく外れない、△はおそらくグレーゾーンなのかな?それ以外は多分大きくて車検に通らないくらいの数値になるということでしょう。
では見ていくと、225/45-17=634mmに1番近い外周を探すと…
215/35-19=633ですね、1mm外径が小さくなるわけです。
で、今までは225/35=640mmでしたから純正サイズより6mm外径が大きかったわけです。
因みにその前は245/35=654mmでしたが、純正サイズより20mm外径が大きかったわけですね。
今回の235/35=647mmですが、13mm外径が大きくなるわけです。
225/35からは7mm大きくなるわけです。
つまり、フェンダーまでの距離は3.5mm縮まり、車高も3.5mm上がるということです。
そして、幅ですが225から235になると、10mm幅が増えるのですが、インアウトで5mmずつ
幅が広がるわけです。
ただ、それは普通のタイヤの場合で、今回のファイナリストのタイヤはどうやら結構ムッチリする感じのタイヤらしく一回り太くなるようなので場合によっては245くらいの太さなのかもしれません。そうなると…20mm太くなっちゃうのか…インアウトで10mmずつ…8Jのフロントはかなりパツパツ?9Jのリアは若干引っ張ってる位か。
しかし私は割とむっちりしてる感じというか、ショルダーが四角くてサイドウォールが立ち上がってるようなタイヤが好きだったりするのでいい感じになればいいなぁと思っています。
因みに、225/40だと663mmですから単純に30mm外径が大きくなる…
フェンダーに15mm近ずいて車高も15ミリ上がる。
もしかしたらフェンダーのアーチに収まりきらないかもしれませんね笑
という事で、早速交換なんですが、今回は初めてネットで安いと言われているオートウェイで買いました。
そのお値段なんとっ!
1本7200円!!
ミネルバにすれば5980円です笑
何がすごいかって送料無料なんですよね笑
これ大丈夫か?って感じです、タイヤって2本組みでも140サイズ〜160サイズでしょ?
普通に近いところからでも3000円以上送料がかかるはずです。
これが無料ってのはヤバいですね。
しかも?今どきなのか持ち込みタイヤを取り付けてくれる取り付け専門のお店があるんですよね。
そちらに直送です。
ですから、まず、オートウェイにて在庫を確認してからすぐさま取り付けるお店に予約をして、そこに直送でオートウェイで購入です。
取り付けてくれるお店はタイヤは1週間は無料で保管してくれるという太っ腹。
ですから、取り付ける日の1週間以内に届くようにすればおkということです。
因みに、平日Web予約だと取り付けは4輪で7500円です。
1本あたり、1850円かな、これはバランスも入ってます。
タイヤ処理費が1本あたり350円です、1400円ですか。
あと、バルブ交換が1本420円ですね。
後、ローダウン手数料?なるものを取られて1000円
つまり、タイヤを交換してバランスを取ってもらってタイヤを処分してもらって1万1700円でした。
因みにオートウェイで行うとオートウェイで買ってるのにも関わらず1本2970円も取られてしまいます。
さらに、廃タイヤ処理費は別で1本当たり550円とのことですから4本で13980円ですね。
まぁ多少安いかな?
くらいですかね。バルブを交換しなかったらあと1800円くらい安く済んだかもしれません。
という事で、交換してみましたが…
途中でびっくりするくらいタイヤが太くて焦りました。
店員さんもこのフェデラルのタイヤは太いですって言うてました、というか、ファイナリストじゃなくてフェデラルと言ってましたね、やはりファイナリスト=フェデラルということです。
なんか、タイヤの太さだと思っていた235ってのは、ワイヤーの太さらしいですね。
タイヤの太さじゃないですよって言われてしまいました笑
結構これでパツパツでビビる人が多いんだそうな…
このブログを見ている人がいるかどうかは分かりませんが、ファイナリスト595EVOは太いですからね、235でも245と同じくらいの幅になりますから、その辺理解してタイヤをチョイスしたほうがいいです。
まだタイヤを交換したばかりの時は車高が上がっているせいかフロントはフェンダーからはみ出ていてこれはやばいなと思ったのですが、家に帰る頃には車高が落ち着いていまして、なんとか無事に収まってはいるようです、フロントはもしかしたらアライメントでキャンバーを少し寝かせないとダメかも分かりません。タイヤ交換の店員さんは少し寝かせた方がいいかもしれませんねぇと言ってました。
リアは今キャンバーをかけてる状態だから当たらないのかもしれません、私的にはキャンバーは0度がいいので、スペーサーを外してまた新しくちょうどいい感じのツラウチ位になるスペーサーを探してとりつけるかしないとかなぁ?と思われます、如何せん今のスペーサーに合わせたホイールボルトをつけているので、スペーサーを抜いてしまうとホイールボルトが長すぎてハブ側にくい込んでしまいロックして動けなくなる可能性があるので、どうしたもんかなぁ。
とりあえず、これでアライメントは調整してもらうことにします。
扁平率はこんな感じですね。
フロントはホイールとタイヤのサイドウォールがトントンかタイヤがちょっと出っ張るくらいですね。
リアは若干の引っ張り。
確かに、前に履いていた245/35と同じくらいの太さですね。
まぁでもフェンダーに当たらないならこれくらいが好きですね。
見た目もとてもいいタイヤですね。
サイドウォールのファイヤーパターンが思ったより目立たなくて普通に見えます笑
外したタイヤは…
これは…タイヤの上部が内側なんですが…かなーり溝がなくなってますね、というか…溝なんてないじゃないですか…5000キロ如きでこんなに無くなるってのはかなりやばい状態です、この流れだと…せっかくタイヤを変えたのにアライメント屋さんまで走る間にすごい減ってしまったらどうしよう…
30キロくらいの距離なんですが…心配ですね…。
2022/4/9タイヤの評価というか軽いインプレとしては、思いのほか硬いですね、もっ幅も太いのでそれに付随して扁平率も上がるはずなので新品のタイヤだし割とクッション性が高いかな?と思いきや、思いのほか硬めの乗り心地でした、でもタイヤノイズはだいぶ小さいですね。
足回りの音がよく聞こえるくらい笑
たぶん、ハブがそろそろ怪しいなぁと思われます。
因みに、今回の空気圧は2.8kPaにしてもらいました。
今までは3.0kPa位入れていたのでそれより柔らかくなるはずなんですが、タイヤがしっかりしているからなのか割とリアからの振動というか、路面のコンデションが伝わってきます。
これはリアタイヤなんですが、中々トレッド面が手が込んでますよね笑
ファイヤーパターンとか595EVOとか書かれてますね。
まぁ摩耗したら消えてしまうのですが…
このタイヤを上から見ると、確かにタイヤとして真っ直ぐに平というか路面と当たる部分は細いというか、235位なのかもしれませんが、そこより外側のラウンドしてる部分が太く見えますよね。
タイヤ交換してくれたお店の人もワイヤーの太さが235ですって言ってたのでこの路面と当たる平らな部分にワイヤーが入っているのかなぁ?と推測します、そして、このタイヤの醍醐味はそのワイヤーから外側がむっちりしている肉好きのいいタイヤなんだなと言う感じですね。
ですから、例えば同じ235でもショルダーがラウンド型ではなくスクウェア型のタイヤですぐさまワイヤーから立ち上がる様なタイヤを選択するとだいぶ見た目も幅も変わってくるのではないかなぁと思います。
このタイヤアライメントをしっかりした後どのくらい持つのか、楽しみです。
2022/4/8 129384km時に交換
ファイナリスト 595EVO 235/35-19
オートウェイで購入 1本あたり7200円